コペンDays

コペンハーゲン在住。移住のための手続き等、忘備録も兼ねて記録していきます。

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先日のプラハ旅行でロストバゲージに遭ってしまった訳だが (正確には、遅れて届いて、最終的には受け取ることができたので、Delayed Baggage)、ようやくその後始末の目処がついた。

利用したのはブリュッセル航空で、コペンハーゲン発、ベルギーのブリュッセル乗り継ぎ、最終目的地のプラハへという旅程。後で調べたところ、乗り継ぎでかつ乗り継ぎ時間が短いと、ロストバゲージのリスクが高くなるそうだ。

時系列で経緯をまとめると :

  1. 4/14 16:05 : プラハ到着。空港でロストバゲージを申告。
  2. 4/14 : ホテルにチェックイン後、当面必要なもの(2日程度の着替え、歯磨き等)の買い出し。
  3. 4/15 18:22 : ウェブサイトでちょくちょく荷物の状況を確認していたが、何も進捗が無いようなので、空港の担当部署に電話してみる。すると、預けた2個のうちの1個だけ見つかったので、これからホテルへ届ける手配するとのこと。ついでに、まだ見つかっていない方のスーツケースに関して、スーツケースのメーカー名がロストバゲージ申告の際は分からなかったのが、後で過去の購入時のメールを発見したので、メーカー名を伝えた。
  4. 4/15 : 夕食に出かけて、帰ってきたら1つ目のスーツケースがホテルの部屋に届いていた。
  5. 4/16 0:19 : メーカー名を伝えたのが効いたのか、寝ている間に2つ目のスーツケースもホテルのフロントに届けられていた。朝食後に、ようやく全てのスーツケースが揃った。
  6. 4/23 : ブリュッセル航空のウェブサイトのロストバゲージ補償のフォームから、補償の申請を行う。ロストバゲージのせいで買う羽目になった品々のレシートをスマホで撮影した画像をアップロードし、補償金の振込先銀行の口座情報を送信。レシートはチェコ語ということもあり、備考欄に英語で書き起こした内容を記入した方が良いかと思ったが、面倒だからしなかった。
  7. 4/25 : ブリュッセル航空から返信が。"Property Irregularity Report"なるものを送ってこいと。ブリュッセル航空のデータベースに登録されているはずなので、社内で自分たちでゲットできないんかね。だが、困ったことにロストバゲージ申告の際にもらった紙は、ホテルでチェックイン時にロストバゲージに遭ったと話したら、空港に問い合わせてくれるというので、渡してしまって手元に無い。。
  8. 4/25 : 仕方ないので、宿泊したホテルに渡した紙が無いかと、問い合わせのメールを送る。しかし、もう廃棄されている可能性が高いので、併せてプラハ空港のロストバゲージの部署にも、メールでProperty Irregularity Reportを送ってもらえないかというメールを送付。
  9. 4/26 : ホテルからは、もうそのような紙は無いと返信が。プラハ空港からは、普通のテキストのメールで"Property Irregularity Report"が送られてきた(pdfを期待していたのだが)。ブリュッセル航空に"Property Irregularity Report"を転送。
  10. 4/27 : ブリュッセル航空から、補償金の振込先銀行の口座情報を送ってこいと返信が。うーむ、最初の申請フォームで既に記入して送信したのだがねえ。面倒だが、再度メールで送信。
  11. 5/5 : ブリュッセル航空から、補償金を支払う旨のメールが。気になる金額だが、送付したレシートの総額は4430.1CZK (約25000円)だったのに対し、補償金は5734.1CZK (約30000円)とのこと。正直、思ったよりは多かった。

まとめると、全ての荷物が届くまでにかかった時間は1日半、補償の申請から支払い確定までにかかった時間は2週間弱。で、今回学んだこと :

  • やはりなるべく乗り継ぎは避けたいところ。経由するにしても、経由地でそこで1泊し、荷物を一旦受け取ればリスクは減りそう。乗り継ぎする必要がある場合は、乗り継ぎ時間になるべく余裕を持たせる。
  • スーツケースのメーカー名は控えておく。スーツケースの写真を撮っておくと良さそう。
  • ロストバゲージ申告時の紙は残しておく
  • ロストバゲージのせいで買う羽目になった品々のレシートは残しておく

ランチで「Bistro Sisters」へ。ここはチェコ名物の軽食「Chlebičky」の店。フレビーチェクとは、いわゆるオープンサンド。

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場所は、先日行った「Lokal」のすぐそば

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色とりどりで、見た目にも鮮やか。デンマークのオープンサンド「スモーブロー」がパンがライ麦パンなのと違って、こちらはフランスパン。

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4種とビールを注文。スモークサーモンとハーブクリームチーズ、ビーツとヤギのチーズ、アンチョビとニシン、もう一つハーブクリームチーズ。

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見た目はお洒落だが、味は予想通りというか、まあこんなもんかという感じ。これなら、デンマークのHellernes Smorrebrodの方が上のような気がする。

カフカの頭のオブジェ。まるでターミネーター2みたい。

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見れなかったが、こんな感じに回転するらしい

ダンシングハウス。フランク・ゲーリーによる設計で、踊る男女を現した曲線になっている。

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Lucerna Passage。ピアノがぶら下がっている。。

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聖ヴァーツラフの逆さ騎馬像

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ミュシャ美術館

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チェコといえばチェコビール。チェコビールを楽しめる居酒屋(ホスポダ)は沢山あるが、一番有名なようなのがこの「Lokal」。チェーンで何店舗かあるようだが、行ったのはDlouhááá店。

人気店のようなので、予約して行った。

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店内は奥に結構広くなっている

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ビールと、チェコのつまみを幾つか。プラハハム、Nakládaný hermelín (チーズのマリネ)、Utopenec (ソーセージのマリネ)、Smažený sýr (チーズのフライ)、キャベツのサラダ。

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プラハハムは、まあ普通のハムとそんなに変わらないか。ふわふわのホースラディッシュと一緒に食べるとさっぱり。

チーズマリネは、酢でマリネしてあるのを想像していたが、酸っぱくはなく、油でこってりした味わい。切ったカマンベール?の間には赤いチリ、スパイスらしいものが挟まっているが、これがまるでキムチのような味わい。

ソーセージのマリネは、こちらは酸っぱくマリネされていて、さっぱりした味わい。

チーズのフライは、結構固めの目の詰まったチーズが揚げられている。肉々しい味わいで、結構ボリューム感がある。

これだけで苦しくなるぐらいの量で、食べ切れなかった。美味しいは美味しかったが、まあ気軽な居酒屋料理という感じ。




この日は、ストラホフ修道院へ。ここには「世界一美しい図書館」とも称される図書館がある。

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一つ目の部屋が「哲学の間」。「007 Casino Royale」に登場した。

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もう一つの「神学の間」。こちらは「Amadeus」に登場した。入場チケットでは、部屋の外から見るだけだったが(写真撮影は別途料金必要)、中で観賞するにはツアーを申し込む必要があるようだ。

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Library (図書館)とは別に、「Gallery」も見学することができる。

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こちらもなかなか凄い天井画

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ここからの景色も絶景

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