コペンDays

コペンハーゲン在住。移住のための手続き等、忘備録も兼ねて記録していきます。

2020年07月

シェアハウスに住んでいた際は、会社まで歩ける距離だったので徒歩通勤していたが、引っ越しに伴い、会社までやや遠くなったので、とうとう自転車を購入した。

デンマークはエコ意識が高いということもあるのだろうが、コペンハーゲンは自転車天国で、自転車を乗っていないとよそ者という感じだが、ようやくローカルの人間になった気分。

価格

日本より価格が高い。日本だったら、安いママチャリだったら2万円も出せば買えると思うが、こちらでは相場は5000DKK(8万円ぐらい)以上、安くても3000DKK(5万円ぐらい)程度もする。

こちらではメインの交通手段ということもあって、よりしっかりした造りになっているため、高いとのこと。実際買ってみたところ、頑丈さはそんな大差無いように感じるが。

自転車専門店よりも、スーパーで買う方が安い(Foetex、Bilka、Kvicklyなどの大きめのスーパーしか売ってない)。その反面、クオリティはやはり自転車専門店の方が良いらしい。自分の場合は、質には別にこだわらないので、価格重視でスーパーで購入した。

合わせて買うべきもの

日本では、鍵付きでライトも付属しているのしか買ったことなかったが、両方とも別売だった。

夜間に乗る際には、前と後ろに一つづつライトを付ける義務があるらしいので、ライトを別途購入する必要がある。

そしてもう1点、重要なのが「鍵」。自転車売り場のスタッフに、どのタイプの鍵がお勧めか聞いたところ、勧められたのがチェーン型のもの。購入時は何でか分からなかったが、使ってみて分かった。

日本とあまり変わらないぐらい治安の良いコペンハーゲンであるが、唯一、自転車の窃盗はかなり多いらしい(前述したように自転車が高価だからかも)。それも、大きな車で、鍵が掛かっていても、そのまま車に乗っけて盗むらしい。なので、そうされないように、チェーン式のロックを何かに結びつけて鍵をかけるようにした方が良いとのこと。

そういう事情があるので、購入する際も、盗まれにくいように中古で見た目がボロいものをわざわざ買ったり、月額使用料を払ってレンタルにしている人も結構いる。

コペンハーゲン在住の日本人の方に、日本人の味覚に合うオススメのものとして教えてもらったのがコレ。

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揚げ豆腐、つまり厚揚げなのだが、レモングラス (Citrongraes)、チリのソースで味付けしてあって、エスニックな何だかクセになる味付けで、けっこう美味しい。スーパー「Rema 1000」で売っている。

ちなみに、こちらでは豆腐は人気なようで、結構どこにでも売っている。シェアハウスでハウスメイトだったインド人からは、むしろ日本の食べ物と知って驚かれた(まあ、正確には中国発祥なんだろうが)。

ただ、日本と違って冷蔵コーナーではなく、常温コーナーに置かれていることが多いのにやや驚く(このStegt Tofuは冷蔵コーナーだが)。こちらの豆腐は結構固めで、麻婆豆腐などには良いかもしれないが、冷奴にはちょっと厳しいかも。日本に近い豆腐も、アジア食品店に行けば入手可能。

葡萄に似たこのようなフルーツが売っていたので、買ってみた :

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セイヨウスグリ、またはGooseberryというフルーツらしく、初夏だけにしか出回らない季節ものらしい。

食べてみると、味はかなり酸っぱく、ほとんど甘さは無い。食感は葡萄というよりもキウイに似ている感じがする。ジャムなどに加工して食べるものらしい。

グースベリーといえば、ワインで言えばソーヴィニョン・ブランで特徴的な香りとしてよく出てくるが、確かに爽やか香りはソーヴィニョン・ブランっぽいかも。

賃貸物件に入居してみて、全般的には快適に過ごせてはいるのだが、幾つか戸惑った点が。

インターホン

まず、部屋の中にインターホンが無いじゃん、と。建物の外でピンポーンと鳴らされても、部屋の中からどうやって応えるの?質問したところ、スマホのアプリのカメラで誰が呼んでいるのかを画面で確認でき、解錠もできるとのこと。

なるほど、それだったら確かにインターホンの設備もいらなくなるわな。この方式がどれだけ一般的かは知らないが、感心した。

説明書

入居時にUSBメモリを渡され、説明書はほぼ全てpdfで電子化されていた。日本のように大量の説明書を渡されることなく、これまた非常に合理的。

ただ一方、困ったのが説明が全てデンマーク語なこと。。。家電の説明書もデンマーク語以外に複数言語書いてあるのだが、何故か英語の説明が無い。コペンハーゲンだとほぼ全ての人が英語が喋れるのになんで???「Why Denmark people !?」と叫びたくなった。

とりあえず、Google翻訳でやり過ごしたが、やはりデンマーク語を勉強しなければなあとの思いを強くした。

少し前に「Sticks & Sushi」のテイクアウトの寿司を食べたが、今度はスーパーのパック寿司がどんなもんかと思って、買って食べてみた。

買ったのは、IrmaやKvicklyで売っている「Naoki」という寿司。Letz Sushiというチェーンによる寿司らしく、質が良いことで知られるIrmaで売っているということからも、パック寿司の中では良い方と思われる。

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ネタは、サーモン、エビ、キュウリと、それらを使った巻物。やはりネタのバラエティが少なく、特にマグロが無いのが寂しい。醤油、ワサビ、ガリはちゃんと付属していた。

味の方は、まあパックの寿司だよね、という感じで食べれなくはないが、一番の難点はシャリがパサパサで固いこと。

価格は、16貫で85DKK (1400円ぐらい)なので、やはり結構高い。日本だったら、1000円も出せばこれよりも全然クオリティの高い美登里寿司のパック寿司が買えたのだが。まあ寿司が食えるだけ幸せと思わなければ。

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