コペンDays

コペンハーゲン在住。移住のための手続き等、忘備録も兼ねて記録していきます。

2023年10月

ランチの後に早速トラムで向かったのは、ハイリゲンシュタット。

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ここには「ベートーベンの小径」(Beethovengang)と呼ばれる、小川に沿った散歩道がある

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かのベートーベンが、ここを散歩しながら交響曲第6番「田園」の構想を練ったらしい

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交響曲第3番に因んで名づけられたエロイカ通り(Eroicagasse)との交差点

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ベートーベンの像

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これまでコペンハーゲンのIKEAといえば、コペンハーゲン中心から1時間近くかかるGentofteあるいTaastrupの店舗しか無かった

今年の8月に、コペンハーゲン市内にIKEAがオープンしたので行ってみた。

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場所はFisketorvet近くと、だいぶ気軽に行ける場所にある

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とはいっても、大物の家具が必要という訳でもなかったので、可動棚ラックと充電式電池などを購入

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一通り店内を見終わってから、フードコートにてランチを。

タッチパネルで注文/会計をして、カウンターで受け取る方式だった。(前に行ったGentofte店、Taastrup店は品物をとって、最後にレジで会計というシステムだったが(そちらもタッチパネル式に変わったのかどうかは分からないが)。ホットミールはレシートを見せて品物を受け取るが、コールドミール、ドリンクは棚から勝手に取るシステムで、誰もチェックしないので、無銭飲食ができてしまいそうだが大丈夫なのであろうか。

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ドリンクバー。これも注文してなくても、買ってに飲めてしまいそうな気がするが。

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フィッシュ&チップスと、スウェーデン名物のトーストスカーゲン(小海老のオープンサンドイッチ)を注文。フィッシュ&チップスは、魚のフライ、フライドポテトともにパサパサで、いかにも冷凍を温めましたという感じで美味しくない。小海老のオープンサンドは、小海老が山盛りで美味しく、サイドにサラダもついて、満足感は高かった。

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会社の同僚から、宅配ミールキットサービス「HelloFresh」の600クローネ分のお試しクーポンをもらったので、試しに注文してみた。レシピとそれに必要な材料が必要な分量がパッケージになって、宅配してくれるというもの。

届いたのは、1食4人前が3食分入って、こんな感じ

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1食目の「チキンキエフ」、つまりウクライナ風チキンカツ

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2食目の「Japansk Oksekodsbowl」。つまり、日本風牛肉丼らしいが、日本人的にはこれを「日本風」と呼ぶのは納得いかないところ。

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3食目の「Pulled bean tacos」。肉の代わりに豆を使ったベジタリアンタコスだが、pulled beansは結構肉々しくて、物足りなさも感じず、なかなか満足できた。

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感想 :

  • ◯ 味自体はどれもなかなか美味しかった
  • ◯ 自分ではなかなか作ろうとは思わない、新しい料理(チキンキエフとか)を体験できるのは面白い
  • △ 量は、思ったより少ない?2人なので半量だけ食べて、残り半分は冷凍して後日食べようと目論んでいたが、ほとんど食べ切れてしまった。2人前よりはあるが、3人前ぐらいの分量?
  • ◯ デンマークでは、肉も野菜もスーパーで売っている分量が日本よりも概して多く、1食では食べ切れない単位でしか買えないので、1食作る必要な分量がちょうど揃っているのは有難い
  • △ 値段はやはり安くはないなあと。600クローネということは、日本円で1万2000円、2人当たりの1食分2000円ぐらいか。その値段だけ見ると、物価の高いデンマークではまあ妥当な感じはするが、自炊で材料をうまくやりくりすればもっと安く上げられる感じはする。
  • ✕ 受け取りがやはり面倒。デンマークでは日本のように宅配の信頼性が高くなく、時間指定もできずにいつ届くか分からないので、配達日はほぼずっと家にいる必要があるのは結構負担。アプリで配達状況はリアルタイムで追跡できるようになってはいるが。置き配指定もできるようだが、オートロックのあるマンションなので、どこに置き配されるのか不安なのと、生鮮食品なので、届いたらすぐに冷蔵庫に入れたいということもあり、やはり対面で受け取りたいところ。
  • ✕ レシピがデンマーク語のみ。。Google翻訳を利用すれば読めるが、やや面倒。
  • ✕ 材料が全て完結していないのは残念。塩、胡椒、オリーブオイルは自前で用意するのは良いとして、チキンキエフにはバター、卵が別途必要だった。バターはちょうどあったから良いとして、卵はわざわざ買いに行く必要があった。まあ、卵は割れる恐れがあるから、宅配で送るのは難しいのは分かるが。。
  • △ レシピが塩、胡椒など「適量」と指示してあるが、料理慣れしていない人にとってはどれぐらいが適量かが分からないと思うので、やや難易度が高い気がする。その「適量」の分量の調味料がパックされてれば良いのに。
  • △ 調理に割と手間がかかる。材料を切るのは良いとして(日本のミールキットでは、材料もカット済みのサービスもあるようだが)、自分で玉葱のピクルスまで作るのは、そこまでしたくはないかなあと。あと、エスカルゴバターも作っておいてくれても良いかなあと。

ということで、まあまあ満足はできたが、リピートしたいと思うほどの魅力はなかったので、当初の予定通り今回の利用だけで解約。




前職の元同僚と、Kødbyenにある「ÅBEN Brewery」と軽く飲み。ちなみに、店名の「ÅBEN」とは、英語の「Open」に相当するデンマーク語で、おそらく「開店中」という意味なのであろう。

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すっきり爽快なクリーンな味わいのビールで、美味しかった

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もう終了してしまっていると思われるが、デンマークのマクドナルドの期間限定バーガーを食べた 。今回は、コペンハーゲン郊外にあるミシュラン一つ星店「The Samuel」のオーナーシェフJonathan Berntsen氏監修の「Chicken Caeser」バーガー

これまでも別のシェフとの企画を何度か食べたが、毎回期待を裏切られることがない

まあ、日本でいうチキンタツタ的なバーガーだが、チキンカツの衣はサクサク、鶏肉はジューシー。そして、シーザーソース?が上品な旨味を加えている。いつもながらブリオッシュのバンズがほんのり甘みが感じられて美味。これまた美味しかった。

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