2024年10月
ゴッドファーザー ツアー 〜 Motta Camastra 〜
ゴッドファーザー ツアー 〜 Castello degli Schiavi 〜
この日はゴッドファーザー ツアー。映画ゴッドファーザーでVitoコルレオーネの故郷シチリア島のシーンが登場するが、名前の由来となったコルレオーネ村では実際には撮影されておらず(映画の設定年にしては新しくなり過ぎていたとのこと)、撮影が実際に行われたのはタオルミーナ近郊。
調べてみたところ、タオルミーナ/Giardini Naxos近郊から催行しているゴッドファーザー ツアーは色々あるが、SiciliaWayさんにお願いした。決め手は2点:
- ほとんどのツアーはタオルミーナの北方にあるSavocaとForza d'Agroの訪問のみで、それらよりちょっと離れた場所にあるCastello degli Schiaviは訪問に含まれていないが、こちらのツアーはCastello degli Schiaviへ訪問してくれる点。
- ほとんどのツアーがピックアップ場所が、我々のGiardini Naxosの宿泊先ホテルから離れていたり不便そうだったのに対し、Giardini Naxosのホテルまでピックアップしてくれる点。
あと、自分の場合は英語ガイドさんでも全然良かったのだが、こちらのツアーは日本語ガイドさんだったので(英語ガイドという選択肢が無いっぽい)、日本語ガイドが良いという人には安心だと思われる。
日本語ガイドというからには、日本人のガイドさんが来るのかと思ったら、日本語ができるイタリア人ガイドさんだった。他に運転手さんと2名でこの日案内してもらった。
最初の訪問スポットは、「Castello degli Schiavi」。ゴッドファーザー1でアポロニアの乗った車の爆破シーン、ゴッドファーザー3でマイケルが外の椅子から座りながら死ぬシーンなどで登場した。
この門からの見た目はまさに映画のシーンそのもの!
マイケルが座りながら死ぬあの椅子も!この建物は個人所有の邸宅で、オーナーのフランコさんはサービス精神旺盛な方で、この椅子に座っての写真撮影などもさせてくれる。
アポロニアが乗った車に爆弾を仕掛けた、Fabrizioが逃げた門
撮影時のスケジュール表
撮影に合わせて、敷地内を色々改修したとのこと。車が通れるように門を広くしたり。
歴史ある建物なので、ゴッドファーザーの撮影には登場しなかった場所も色々と興味深い
オーナーのフランコさんはマルタ騎士団の末裔の貴族とのことで、マルタ十字が
チャペル
地下は昔はワインセラーだったらしい
昔のカターニャの絵。城壁に囲まれていたらしい。
1669年のエトナ山の大噴火でカターニャは壊滅的なダメージを受け、溶岩はイオニア海まで流れ出て、溶岩によって埋め立てられた場所もあるらしい
2階
あれ、見慣れた顔があると思ったら、デンマーク女王の写真も。夫妻で以前訪れたことがあるようだ。
タオルミーナで飲んだり食べたり
今回Giardino Naxosに宿泊して、ホテルに戻るにはバスで30分程度かかるということもあり(待ち時間を入れたらもっと)、困ったのがディナーの予約時間19:00までどうやって時間を潰すかということ。ウンベルト通りの土産物屋も一通り見尽くして、時間を持て余したので、色々飲んだり食べたりして時間を潰した。
Da Cristina
ここでカターニャ風アランチーノはどんなものか試してみた。パレルモ風アランチーナの球形と違って、円錐形。中のライスはサフランでなく、トマト風味のシンプルな味付け。作ってからしばらく時間が経っていたようだったので、イマイチ。
とある食堂みたいなところで、シチリア発祥のMessinaビールだけいただいた。グラスのデザインが美しい!
Googleマップで評判の良かった「Don Diego」にてジェラート
レモンとココナッツだったかな?うん、まあ美味しい。
絞りたてザクロジュース。やや苦味のある味わい。シチリアはザクロも名産らしい。シチリアは名産の食材が沢山ある。
ピスタチオ製品専門店。ピスタチオペースト、ピスタチオアイスなど、様々なピスタチオ製品が売っていた。シチリアで最高級のピスタチオがとれるという、Bronte産のピスタチオを購入。
可愛らしいミニチュアチェア

タオルミーナの風景
ウンベルト通り
4月9日広場
絶景かな
シチリアではサボテン沢山生えている。サボテンの実は、「Fichi d’India」(インドのイチジク)と呼ばれており、食べるらしい。
ドゥオモ広場
カターニャ門
ドラマ「White Lotus」シーズン2で舞台となった、「San Domenico Palace」。バーでカクテルでも一杯飲みたいと思って、昼ぐらいに行ったら、バーの営業は17時からだと言われ、17時に行ったら要予約だと言われ、断念。
「Isola Bella」。ケーブルカーを使って降りたが、そこからも結構な階数を登り降りする必要があった。島までは靴を濡らさずには渡れなさそうだったので、島に渡るのは止めておいた。