この日はゴッドファーザー ツアー。映画ゴッドファーザーでVitoコルレオーネの故郷シチリア島のシーンが登場するが、名前の由来となったコルレオーネ村では実際には撮影されておらず(映画の設定年にしては新しくなり過ぎていたとのこと)、撮影が実際に行われたのはタオルミーナ近郊。

調べてみたところ、タオルミーナ/Giardini Naxos近郊から催行しているゴッドファーザー ツアーは色々あるが、SiciliaWayさんにお願いした。決め手は2点:

  • ほとんどのツアーはタオルミーナの北方にあるSavocaとForza d'Agroの訪問のみで、それらよりちょっと離れた場所にあるCastello degli Schiaviは訪問に含まれていないが、こちらのツアーはCastello degli Schiaviへ訪問してくれる点。
  • ほとんどのツアーがピックアップ場所が、我々のGiardini Naxosの宿泊先ホテルから離れていたり不便そうだったのに対し、Giardini Naxosのホテルまでピックアップしてくれる点。

あと、自分の場合は英語ガイドさんでも全然良かったのだが、こちらのツアーは日本語ガイドさんだったので(英語ガイドという選択肢が無いっぽい)、日本語ガイドが良いという人には安心だと思われる。

日本語ガイドというからには、日本人のガイドさんが来るのかと思ったら、日本語ができるイタリア人ガイドさんだった。他に運転手さんと2名でこの日案内してもらった。

最初の訪問スポットは、「Castello degli Schiavi」。ゴッドファーザー1でアポロニアの乗った車の爆破シーン、ゴッドファーザー3でマイケルが外の椅子から座りながら死ぬシーンなどで登場した。

この門からの見た目はまさに映画のシーンそのもの!

DSC_0101

マイケルが座りながら死ぬあの椅子も!この建物は個人所有の邸宅で、オーナーのフランコさんはサービス精神旺盛な方で、この椅子に座っての写真撮影などもさせてくれる。

DSC_0104

アポロニアが乗った車に爆弾を仕掛けた、Fabrizioが逃げた門

DSC_0113

撮影時のスケジュール表

DSC_0105

DSC_0106

撮影に合わせて、敷地内を色々改修したとのこと。車が通れるように門を広くしたり。

DSC_0122

歴史ある建物なので、ゴッドファーザーの撮影には登場しなかった場所も色々と興味深い

DSC_0107

オーナーのフランコさんはマルタ騎士団の末裔の貴族とのことで、マルタ十字が

DSC_0108

チャペル

DSC_0109

地下は昔はワインセラーだったらしい

DSC_0112

昔のカターニャの絵。城壁に囲まれていたらしい。

DSC_0110

1669年のエトナ山の大噴火でカターニャは壊滅的なダメージを受け、溶岩はイオニア海まで流れ出て、溶岩によって埋め立てられた場所もあるらしい

DSC_0111

2階

DSC_0114

あれ、見慣れた顔があると思ったら、デンマーク女王の写真も。夫妻で以前訪れたことがあるようだ。

DSC_0118