飲み物

大晦日に飲まれる飲み物は、まあだいたい予想通りだが、スパークリング、特にシャンパーニュ。クリスマスの後からは、スーパーやワインショップではスパークリングワインのプロモーションをよく見かけるようになる。

また、スパークリングワインの形をしたオーナメントもスーパーなどで売っており、花束にも入っていたりしたので、飲むだけでなく、新年を象徴するものなのであろう。

食べ物

デンマークの伝統的な新年の食べ物は、茹でた鱈で、マスタードソースでいただくらしい。ただ、その風習はもう廃れてきているそうだ。

スーパーでは、この時期だけロブスター、エビ、生牡蠣などのシーフードをやたら見かけるようになった。なので、やはりシーフードを食べるということっぽい。他には、普段はあまり売られているのを見ない、シャトー・ブリアンも売られていた。

デザートは、「kransekage」と呼ばれるケーキが定番らしい。輪状のマジパンがタワー型に積み上げられたケーキ。結構甘いが、まあまあ美味しかった。

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女王のスピーチ

大晦日の18時から、テレビでデンマーク女王のマルグレーテ2世が、一年を振り返ってのスピーチを行う。テレビが無いのと、デンマーク語ということで、ライブでは見ずに後で英訳を見た。日本では年が明けてから天皇陛下が新年のメッセージを述べられるが、デンマークでは年が明ける前というのが興味深い。

椅子から飛び降りる

ちょうど年越しの深夜0時0分に合わせて、椅子やソファから飛び降りるらしい。

花火

一番の驚きだったのが、これ。年越しに花火というのは色々な国でやっていると聞いていたので、それ自体は驚きではないが、その場合、どこかランドマークだったりで専門の業者などが打ち上げていると想像する。だが、この場合、街のあちらこちらで、普通の一般人が好き勝手打ち上げているっぽい。うちの通りを挟んだ目の前の公園でも打ち上げていた。見ている分には綺麗だが、若干危ない気も。

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12月中旬ぐらいから花火がぽつぽつ打ち上げられ始め、大晦日はまるで花火大会。年越しのその瞬間から30分ぐらいまでは、バンバンと凄いことになっている。

だが、打ち上げた花火の残骸が、道にそのまま残して打ち捨てられており、あれ、そこら辺は結構いい加減なんですね。。