コペンDays

コペンハーゲン在住。移住のための手続き等、忘備録も兼ねて記録していきます。

カテゴリ: 申請編

Work/Resident Permitの申請から3週間(生体認証提出から約2週間)経って、代理申請をしてくれた人事の人から、申請が承認されたとの通知が来た。

その後、数日経ってからビザ申請センターから、申請結果を取りに来いというメールが。場所は生体認証を提出したところと同じところ。実際貰ってくると、厳重に封がされているが、開けてみると代理申請してくれた人事の人から転送されたpdfと同じもの。だったらpdfで送ってくれるだけで良くて、わざわざ取りに来させる意味あるんだろうか。

家内の分のResident Permitに関しては、3週間半(生体認証提出から約2週間半)経って、承認の知らせが来た。

家内の分は2ヶ月という見通しだったので、思ったより早く結果が出たという印象。人事の人が申請で、「夫も併せて申請しているので、それに合わせて早めに結果を出してくれると助かる」旨の添書きをしてくれたので、それが効いたのだろうか。

ということで、手続き的なことはカタがついたので、いよいよ引っ越しに向けての準備に突入。

Work/Residence Permitの申請書類を提出して終わりではない。この後、Biometric Submission、すなわち生体認証データを提出する必要がある。つまり、よく入国審査で、顔写真を撮って、指紋を採取するという、あれである。これを自分と妻の二人とも行う必要がある。

これは、物理的にとある場所に出向いていって、写真撮影と指紋採取を行う必要がある。場所は、浜松町にあるVFS合同ビザ申請センターで、デンマーク以外の国のビザ申請プロセスも手掛けている組織のようだ。

Biometric Submissionには、予約が必要で、自分の場合最短で予約できたのは3営業日後だった。

申請センター自体はとあるビルの割と小ぢんまりとしたオフィスみたいなところで、入室したらセキュリティチェックを受け、携帯電話の電源を落とす必要がある。

これを済ませてようやく申請手続きは一応全て完了なはず。後は結果を待つだけ。

続いて、配偶者のResidence Permit申請。

  • 委任状 : これも会社が代理で申請してくれるので必要だった。
  • パスポートのコピー : これも自分自身の申請と同様に、「全て」のページのコピーを提出。写真が載っているページのみならず、裏表表紙、さらには出入国記録のスタンプが押されていない白紙のページも含め全部。
  • 婚姻証明書 (Marriage Certificate) : これが一番大変。何故なら、日本には厳密にはこれに相当するものが無いから。一番近いのは、戸籍謄本だが、これは日本語版しかないので、英訳したものが必要。アメリカなどでは自分で戸籍謄本を翻訳したものでも良いようなのだが、北欧の場合は、「戸籍謄本の原本に外務省でアポスティーユを取得した後、英語翻訳と正しく翻訳した旨の宣言文を記載した英文の宣言書を添付して公証役場での公証人の認証、法務局長の公証人押印証明、外務省のアポスティーユの手続き」が必要とのこと。。こんなこと自分でやるのは大変だし、どこかで手続きを間違えたら困るので、専門家に依頼することにした。手際良くやっていただき、サービスには満足。ただ、ホームページに書かれている金額よりはかかって5万円ぐらいかかったので、それは覚悟する必要がある。時間的には、アポスティーユ自体の手続きは、問い合せから結局3営業日ぐらいでもらうことができた(別途戸籍謄本を入手する時間がかかった)。

...と、提出する書類自体は自分の分の申請と大差無いが、婚姻証明書はそもそも結局何を提出すれば良いかの調査から始まり、お金/時間もかかったので、トータルではこれが一番大変だった。

ウェブサイトによれば、配偶者のResidence Permitは2ヶ月を目処に結果が出るとのこと。

下見、そしてその後、会社に幾つか経済面での質問をして、まあ倹約すれば何とか生活できそうだという目処がついたので、入社するという返事をした。手続き、および引っ越しの準備にかかる時間を考慮し、入社時期は2ヶ月半後でお願いした。

そうなったら、最も重要なWork/Residence Permit申請を開始する。職種/スキル/経歴等で違うのかもしれないが、自分の場合はFast Trackというカテゴリーでの申請になって、以下の書類を提出 :

  • 委任状 : 自分の場合は、入社する会社の人事の人が代理で申請してくれるとのことだったので、その旨のフォームを記入。委任状って英語で「Power of Attorny」って言うんですな。初めて知った。
  • パスポートのコピー : 写真が載っているページのみならず、裏表表紙、さらには出入国記録のスタンプが押されていない白紙のページも含め、それこそ「全て」のページのコピーを提出する必要がある。
  • 学歴証明書 : 最終学歴の卒業証明書の英語版だけ提出した(学部、大学院を卒業している場合は、大学院のもののみ)。細かい、どの講義を受講して、成績が幾つだった等が記載されている成績証明書は提出しなかったが、それでも大丈夫だった。

...と、学歴証明書だけは在学していた大学の教務課に行って発行してもらう手間がかかった以外は、必要な書類はすぐに揃ったので申請を済ませた。Fast Trackの申請だと、だいたい1ヶ月程度で結果がでるとのこと。

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