最近は、ヨーロッパ周辺のフライト事情がかなり不安定になっているというニュースが目立つ。
まず大きいのは中東情勢の緊迫化。これにより中東経由の日欧路線で欠航やルート変更が発生しており、もともとロシア上空を飛べない制約(ウクライナ情勢)もある中で、航路の選択肢がさらに狭まっている。
加えて、ホルムズ海峡を巡る緊張による原油価格の上昇が、航空券価格や燃油サーチャージの高騰につながっている。ヨーロッパ域内でも減便やキャンセルが増えているようで、移動のハードルは確実に上がっている印象。
さらに、4月10日から正式導入された出入域システム(EES)も混乱を招いているとの話。入国審査で長時間の行列が発生し、乗り継ぎに間に合わないケースも出ているらしい。
こうした状況を踏まえると、今ヨーロッパに滞在していたら、一時帰国や域内移動もコスト・時間・不確実性の面でかなり大変だったはず。結果的に、この混乱が本格化する前に帰国していたのはタイミングとしては運が良かったのかもしれない。

