ということで、コペンハーゲンに下見に行ってきた。下見に行くにあたって、ガイドブックを購入しようとしたが、結構デンマークの特化したガイドブックがなかなか無い。あの地球の歩き方でさえスウェーデン、ノルウェー、フィンランドとひとまとめに「北欧」にされている。唯一、デンマークというかコペンハーゲンに特化した下記の本があったので、それを購入。
詳細はこちらを見ていただきたいが、以下まとめ。
フライト
日本からの直行便は、現時点では成田発のスカンジナビア航空のみ。2020年3月29日からは羽田発に移る。
交通
- 空港から市内へは電車で15分程度でアクセスでき、極めて便利。
- 電車は、時間は正確だし、清潔、安全で、市内も便利に廻れるようになっている。ただ、料金が高い。Suica的なRejsekortを使えばだいぶ割引になるが、それを購入するための初期投資がそれなりにするので(3000円程度)、結構乗る予定が無いと割りに合わないかもしれない。
- 自転車専用道路が整備されており、市民のメインの足は自転車のようだ。レンタルのシェア自転車、シェア電動キックボードもあちこちにあって、今回自分は利用しなかったが、それを使ってみるのも良いかもしれない。
- Uberは使えない(以前はあったようだが、撤退したようだ)。
- タクシーは1回利用しただけだが、サービスも感じ悪く、料金も高いので良い印象は無い。
言語
デンマーク語が公用語だが、少なくともコペンハーゲン市内では英語で問題は無かった。ただ、スーパーなどで売っている食品の説明書などはデンマーク語で記載されているので、やはり住むのならデンマーク語を勉強した方が良さそう。
通貨
- デンマークはEUに所属しているが、通貨はユーロではなく、独自のデンマーク・クローネ。マイナー通貨だと両替手段も限られるし、ヨーロッパ国内の他国に行った時に両替の必要があったり、色々不便。これは痛い。
- キャッシュレス化が進んでいる。一応1万円だけ両替したが、現金は全く使うことなく、クレジットカードだけで事足りた。ただ、アメックスはほとんど使えなく、VISAかマスターしか使えなさそう。
買い物
- 物価はかなり高い。マクドナルドは1000円超え、コンビニで売ってるサンドイッチも1000円程度、ジュース等も500円ぐらいしたり、全て高い。おまけに消費税は25%(軽減税率も無い)。。特に外食がべらぼうに高い。ランチは平均2000円程度であろうか。
- スーパーは街中のあちこちにあって便利。日用的な食材の値段は日本と大差無さそう。
- 日本食材店は無く、アジアンスーパーで日本食材がゲットできるぐらい。まあけど、米(日本では聞いたことのない銘柄)、麺類、醤油、味噌、めんつゆ、胡麻等は売っていたので、まあ何とかなりそう。
- 無印、ユニクロがある。無印は現在ソフトオープンという状態らしく、2020年秋に旗艦店がオープンするらしい。
街
- 街は清潔で、歴史ある建物、ニューハウンに代表されるように可愛らしい建物、北欧デザインらしいスタイリッシュな建物もあって、とても綺麗な街並み。
- 治安もとても安全な印象。日本とそんなに変わらないと感じた。
- 少し驚いたのが、男女共通のトイレが割とあったこと(全部が全部ではなかったが)。
- もう一つ、カーテンを閉めていない家が多く、外から家の中が丸見えなのに驚いた。
まとめると、物価の高さがやはり懸念だが、自炊すれば何とか住めそうだと感じた。