コペンDays

2020年から2025年までコペンハーゲンに暮らしていました。デンマークでの暮らしの記録や、デンマークに関する最新のニュースなどを綴っています。

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コペンハーゲンに5年間暮らした経験をもとに、おすすめの飲食店をジャンルごとに紹介していこうと思う。まずは、この街を世界的な美食都市へと押し上げた「モダン・ノルディック・キュイジーヌ」から。

★★★★★ : Geranium

デンマーク初のミシュラン三つ星、そして2022年「The World’s 50 Best Restaurants」で世界一に輝いた、まさに名実ともに世界を代表するレストラン。繊細かつエレガントな料理に加え、Wine Spectatorの「Grand Award」を受賞したワインリストも圧巻。もし「世界最高峰のレストランを一つ挙げる」と問われれば、自分はここを選ぶだろう。ボキューズ・ドールで金・銀・銅の受賞歴を持つシェフによる料理は、Nomaに比べるとよりクラシックなフレンチの技法に根差している印象だ。2022年からは肉料理を提供しない構成となったが、もともと野菜やシーフードを得意としてきた店であり、物足りなさを感じることはないであろう。

★★★★☆ : Noma

もはや説明不要の超有名店で、現在、世界で最も有名なレストランの一つと言っても過言ではない。この店に食事をするためだけにデンマークを訪れる人も多く、予約も至難の業。料理は「世界一」の評価にふさわしく斬新で独創的だが、個人的な嗜好からするとやや前衛的すぎる印象もある。ワインリストは自然派中心で、こちらも正直あまり好みではない。

★★★★☆ : Alchemist

Nomaと並ぶ、超予約困難の名店。ミシュラン2つ星を獲得し、2025年の「The World’s 50 Best Restaurants」では第5位にランクイン。次にデンマークから世界一に輝く可能性が最も高い店と思われる。…とはいえ、個人的には料理のメッセージ性やエンターテイメント性に力を注ぎすぎており、肝心の「美味しさ」がやや後回しにされている印象を受けた。50皿近いコース構成は話のネタとして一度体験する価値はあるものの、価格はNomaやGeraniumをも上回り、正直期待外れだった。

★★★★☆ : Formel B

上記3店は目の飛び出るほど高価だが、そこまでの予算は難しいものの、コペンハーゲンでミシュラン星付きのモダン北欧料理を味わってみたい方におすすめなのが「Formel B」。ミシュラン星付き店のなかでは最もリーズナブルな部類に入り、しかも2004年から一つ星を守り続けている実力店。価格を抑えつつも、料理のクオリティは確か。

★★★★☆ : Koeford

星付きにこだわらないのであれば、ミシュランのビブグルマン「Koeford」がおすすめ。価格は控えめながら、ボーンホルム島の食材にこだわった料理は確かなクオリティ。さらに立地はコペンハーゲン中心部と便利で、気軽に訪れやすい。

未訪だけど行きたい店

Jordnær (ミシュラン3つ星)、Kong Hans Kælder (ミシュラン2つ星)

2025年のデンマークのミシュランガイド発表されていたようだ

3つ星、2つ星は大きく変わりなく、デンマークの3つ星はGeranium、Noma、Jordnaerの3店。

1つ星に昇格した中で目についたのは、オールボーの「Alimentum」。星を獲得する前に訪れたことがあり、正直あまり感心しなかったが、一つ星になったんですな。

同じく1つ星に昇格したのが、コペンハーゲンの「Sushi Anaba」。板前はデンマーク人ながら日本で修業を積んだ本格派で、以前から評判の高さを耳にして気になっていた。しかし残念ながら結局訪れる機会のないままで終わってしまった。

新たにビブグルマンに選ばれた中では「Koeford」。昨年ディナーで訪れたが、ボーンホルム島の食材にこだわった料理はなかなか質が高かった。コペンハーゲンのレストランとしては比較的リーズナブルで、市内中心部に位置する立地の良さもあり、おすすめできる一軒だ。

2025年の「The World's 50 Best Restaurants」が発表された

注目の第一位に輝いたのは、ペルーの日系2世の津村光晴氏の「Maido」。「ニッケイ料理」を提供しているとのこと。

デンマークからは、第5位に「Alchemist」。正直、自分の中ではイマイチだったのだが、いつか第一位に輝くのだろうか。

他には、第41位に「Kadeau Copenhagen」、第56位に「Jordnær」、第91位に「Koan」。「Jordnær」は、現在3つあるミシュラン3つ星店(他の二つは「Noma」と「Geranium」)の中で、唯一行ってない店。コペンハーゲンにいる間に行っておきたかったなあ。「Koan」は、「Noma」の姉妹店「108」でヘッドシェフだったKristian Baumann氏が開いた店。

日本からは、第7位に「Sézanne」、第21位に「NARISAWA」、第36位に「Florilège」、第44位に「La Cime」、第53位に「傳」、第77位に「茶禅華」がランクイン。

割と最近行った店では、第100位にイスタンブールの「Neolokal」がランクインしていた。トルコワインとのペアリングがなかなか興味深かった。

行ってみたい店では、第99位の「Amisfield Restaurant」。ピノ・ノワールで高い評価を受けるワイナリー併設のレストラン。ワインに加え、料理も美味しいとなれば、行ってみたくなる。



北欧の2024年のミシュランの星が発表された。

今年はGeraniumとNomaに加えて、Jordnærが新たに3つ星に仲間入りしたのが注目される。World's Best 50 Restaurantsでも57位にランクインしている注目店だったが、Gentofteという、コペンハーゲン中心部から30分程度離れた郊外にあることもあり、個人的にはまだ行けてない。

新たに一つ星を獲得したのが、Aureという店。聞いたことなかったが、Nomaの通り挟んで向かいにあるようだ。

ビブグルマンには、新規に4店が追加。その中では、「No.2」という店が興味深い。2つ星の「a|o|c」の姉妹店で、ディナーが500クローネとデンマークでは格安の値段。

The World's 50 Best Restaurants」の2023年度版が発表された。

注目の1位は、南米ペルーの「Central」。去年第2位だったので、驚きもない、ある意味予想通りの結果。同じペルーからは、第6位の「Maido」、第28位の「Kjolle」、第47位の「Mayta」、第59位の「Merito」と、結構多くの店がランクインしており、すっかり美食の都市というイメージが定着した印象。当然行ってみたくはあるが、直行便もあまり飛んでなさそうだし、行くのは割とハードルが高そう。

2019年からは、いったん1位を獲得した店は「Best of the Best」という形で殿堂入りしてしまい、ランキング対象から外れるというシステムになったので、去年1位のコペンハーゲン「Geranium」と、何度も1位を獲得している「Noma」はランキングからは外れている。ここ最近の傾向は、前年第2位だったレストランが翌年1位に輝くというパターンがほとんどなので、来年の1位はバルセロナの「Disfrutar」になりそう。おととしバルセロナに旅行した際に行きたかった店だが、その時点で既に予約できなく、行くことはかなわなかった。

日本では、東京からは、第21位に「Den」、第27位に「Florilege」、第37位に「Sezanne」、第51位に「Narisawa」、第83位に「Sazenka」、大阪からは第60位に「La Cime」がランクイン。あと日本関連では、パリで日本人シェフ初の三ツ星を獲得した「Kei」が第93位。

我がデンマークからは、第5位に「Alchemist」、第57位に「Jordnaer」、第91位に「Kadeau Copenhagen」がランクイン。Alchemistは、ちょうどタイムリーなことに、このリスト発表の2日後にディーナーで訪問した。シェフはスペインのバレンシアで行われた授賞式に出席していたので、自分のディナーの時には不在かと予想していたが、店にちゃんといた。

外に自分が行った店では、去年ウィーンで行った「Steirereck」が第18位

先月行ったばかりの、ポルトガルはリスボンの「Belcanto」が第25位

スウェーデンはストックホルムの「Franzen」が第30位

スペインのサンセバスチャンの「Mugaritz」が第31位

去年ドイツのミュンヘンで行った「Tantris」が第77位

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