コペンDays

コペンハーゲン在住。移住のための手続き等、忘備録も兼ねて記録していきます。

タグ:ramen

Helsingborgでまずはランチ。クラフトビールBrewskiのタップルームだが、ラーメンも提供している (ミッケラーの「Ramen to Biiru」みたいなものか)。

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本日のビールのリスト。ここBrewskiのビールだけでなく、マルメやデンマークのAmager Bryghusのビールもある。

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まずはビールとサイダーを、テイスティングサイズで4種お願いしてみた。1番はさっぱり軽い。3番は酸強めで、夏向きの味わい。4番はやや甘さを感じる。10番のサイダーは酸味強く、そこそこフルーティ。

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豚骨ラーメン。まず、スープがぬるい。そして、スープにそこそこ旨味はあって臭みが無いのは良いが、濃厚さに欠ける。麺もコシが無い。

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坦々麺。胡麻の風味に、肉味噌とラー油が効いて、これは日本で食べる坦々麺と近い。ただ、若干辛過ぎるが。こちらも同じ麺なので、やはりコシの無さが痛い。

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ラーメンのクオリティ的には、外国で食べるラーメンとしてはまあ上出来だが、日本のラーメン屋のレベルでいうと中の下という感じか。




急遽、小旅行に行くことにした。

本当は日本に一時帰国するために休暇を取るのは控えていたのだが、コロナが落ち着いたと思ったら、今度はロシアのウクライナ侵攻のせいで、ロシア上空のフライトを避けるために日欧間のフライトが大幅に減便。予約したとしても、戦争の状況如何によってはフライトのキャンセルのリスクが結構ありそうなので、予定が立てづらい。ということで、いつ帰れるか不透明な状況なので、とりあえずヨーロッパ内で、ルクセンブルクへ行くことにした。

コペンハーゲン空港に到着。3時間半前ぐらいに空港に到着したのだが、今回利用するLuxairのチェックインカウンター番号が、電光掲示板を見ても掲示されていない。セルフチェックイン機でチェックインしようとしても、「カウンターでチェックインしてください」と出るのみで、チェックインできず。インフォーメーション係の人に聞きたくとも、今回のLuxairのターミナル2には見当たらなくて困った。ターミナル3まで行ってようやくインフォーメーションの人を発見して、そこで問い合わせてようやくチェックインカウンターの番号を教えてもらえた。結論としては、Luxairは2時間前までチェックインカウンターはオープンしないようだった。ちなみに、Luxairはアライアンスには加盟していないようだが、ルフトハンザのMiles & Moreを採用しているようなので、駄目元でスタアラゴールド (ANAのSFC)で荷物無料にならないか聞いてみたら駄目で、チェックイン荷物は代金を支払う必要があった。

ようやくチェックインできたと思ったら、今度はセキュリティチェックで大混雑。前回もそうだったので、これはコペンハーゲン空港恒例っぽいということで、念頭に入れておかないといけない。それを通過したら、もうフライト1時間前の19時ぐらいで、免税店などもぼちぼち閉店し始めているという。

搭乗までの間に、晩ご飯だけ食べるべく、「Ramen to Biiru」へ。

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空港内ということもあるのか、通常店舗よりもメニュー数は少なく、3種類のみ (醤油、スパイシー味噌、ヴィーガン味噌)。醤油ラーメンとビールを注文。

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前にVesterbro店で食べた時のように、麺はコシに欠けるというか、若干ねちょっとした食感でもう一つだが、スープは合格点。チャーシューのタレの風味なのか、ほんのり甘味を感じさせ、適度にパンチというかコクも感じられる。ここのラーメンは日本人的には合格点。


この日は、Frederiksberg地区にある「Wafu Ramen」というラーメン屋へ。

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店名といい、店の看板といい、ひょっとしたら日本人がやっている店かと期待したが、店主は中国人ぽかった。ラーメンは、塩、醤油、味噌の3種。塩、醤油を注文。

ラーメンのビジュアルはまあ悪くない。...が、箸でなくフォークが出てきた。。スープは、鶏出汁ベースのあっさり醤油ラーメンで、そこそこ旨味もあって悪くはない。しかし、麺がいかにもスーパーのパックのラーメン的な麺で、いただけない。つるつるしてゴムっぽい食感の、コシの無い麺。具は、チャーシューもなかなか良く出きていて、味玉も半熟でよろしいが、パクチーが入っているのが気になった。他には、もやし、キクラゲ、海苔、青ネギ。

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塩ラーメンも、似たような印象。こちらは、豚のチャーシューの代わりに、鶏の胸肉がのっている。こちらもジューシーで悪くない。

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決して悪くはないが、リピートしたいとは思えない。今のところ、コペンハーゲンで日本人が行く価値があるラーメン屋は、「Ramen to Biiru」と「Slurp Ramen Joint」のみですな。

Ramen to Biiru」、「Slurp Ramen Joint」に続いて、コペンハーゲンのラーメン屋探訪の3軒目は、Vesterbro地区にある「Papa Ramen」。

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豚骨ラーメンを注文。

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結論から言うと、全然駄目。豚骨の臭み/クセは全く無く食べやすいが、その一方でコクも無い。まるで、スーパーで売っているパックの豚骨ラーメンのような感じ。麺もコシに欠け、これまたパックのラーメン的な印象。具は、何故かラッキョウが入っていて、ラーメンには合わないと思ったが、予想通り合わなかった。他の具は、煮玉子はちゃんと半熟で味も染みているし、チャーシューも悪くない。そして、キクラゲを久々に食べられたのは嬉しい。

醤油ラーメンも味見したが、これもスーパーで売っているパックの醤油ラーメンという感じ。こちらはメンマが入っているが、あのメンマのザクっとした食感がなく、何か違う??

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味が残念だったことに加え、さらに水道水で15DKK (250円程度)も取られていたのが、何だかねえ。。コペンハーゲンの飲食店では水が無料というのがむしろ珍しいのは知っているが、「Ramen to Biiru」、「Slurp Ramen Joint」のどちらでも水で金は取られなかった気がするが。スープがぬるかったので、結果的に水は不要だっただけにねえ。

さらに値段もRamen to Biiruの105DKKよりもさらに高い、125DKK (2000円程度)。ここは再訪は無いな。

コペンハーゲン一のラーメンという評判の「Slurp Ramen Joint」に行ってきた。この店は、nomaなどで働いた経験のある、Philipp Inreiter氏が開いた店。氏は、ラーメンは金色不如帰で修行したらしい。

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メニューは5種あるが、ランチタイムは塩ラーメン、醤油ラーメン、味噌ラーメンのみとのこと。サイドメニューは、キムチ、餃子など。

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醤油ラーメンは、醤油のコクに、旨味がふんだんと感じられるスープ。麺はしなやかなストレート麺で、上品なたたずまいのラーメン。チャーシューはまあ普通だったが、味玉は適度な半熟具合で味も染みていて美味しい。面白いのは、トッピングに茶色のキノコ (アンズタケであろうか?)がのっていることで、食感、味わいとも意外にもラーメンにマッチしている。あと、マッシュルームピューレを溶かして、味を変化させることができるのも売りなのであろうが、これは単体では凄く美味しいのだが、ラーメンと一緒に食べる必然性はあまり感じられなかった。

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塩ラーメンは、鶏出汁ベースのスープに、帆立貝柱と干し海老など魚介系の風味が感じられるスープ。面白いのは、ピンクペッパーに、シトラスタイム、ルッコラ、バジルなどのハーブを効かせてある点で、爽やかな味わいが印象的。

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トータルでは、麺にややコシが欠ける点だけ改善の余地があると感じるが、オリジナリティもあるし、さすがにコペンハーゲン一という評判も肯ける。価格だけ一杯2000円超なのが痛いが、日本で食べるラーメンと比べても遜色無い感じ。

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